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ー第７０８球目ー
初めて日本の国技である大相撲を観戦した。
力士は大きい。
力士を見たら、僕はガリガリだ。
男は大きく強くなくては！
さて、いろんな感動があった。
その中で一番は空気感だ。
横綱が登場する終盤に差しかかると物凄い重厚な空気感が大阪エディオンアリーナを支配する。
空気がビリビリする。
横綱相撲という言葉があるが、現場にその言葉が意味するゆったり感はまったくない。
横綱白鵬の顔は紅潮し、気合いが会場全体を包み込む。
凄い音ともに、力士の身体がぶつかる。
物凄い迫力である。
この勝負に至るまで、力士は土俵に上がり、何度も構え、「気」を練り上げ、塩を巻き、また「気」を練り上げる。
現場にいると、この「間」がたまらない。
現場では、この「間」を使った「気」の高まりを感じ取ることができる。
身体を使った「気」の勝負。
いかにも日本国の魂を感じる場所である。
大相撲はスポーツではなく神事。
これを真に体験した一日であった。
阪神タイガースへの今日の直言。
「野球は間の勝負である。間を支配したチームが最後に勝つ。」
あなたは現場を大切にしているだろうか？
軍師的な立場、指揮官的な立場の人こそ、現場の人の「気」と「間」を感じ取るべきである。
素質的に○□△タイプに１と２を持つ者も現場で「気」と「間」を感じることを心がけてもらいたい。
あなたの「気」と「間」の正体は何であるのか？
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