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上海６日目。
今日は冷たい雨だっだ。
研修終了後、ホテルで美味しい中華を食べて上海の仲間と東京から来た仲間と親交を深めた。
もう、どこでどこかの誰かと会っていても不思議でないのが実に楽しい。
さて先日、元巨人監督原辰徳がエキスパート表彰で野球殿堂入りした。
巨人の監督として12年。
リーグ優勝７回、日本一３回。
2009年には、第2回WBCでは侍ジャパンの監督を務め世界一となった。
実に見事な実績である。
原監督のSTRスコアは学△４鉄○３○２D7
学びの人生をベースにした天才的な職人肌。
まさにエキスパートだ。
外見は若々しく、みんなを引っ張るリーダーにみえるが、ベンチではゆったり構えて選手を信じる采配をする。
イケイケに見えて、実に職人気質なのである。
そして自分の研鑽もさることながら、感覚から選手を見抜く目は実に鋭い。
原監督はヘッドコーチ時代、僕の友人の鈴木尚広ちゃんを抜擢するように長嶋監督に進言していた。
長嶋監督のチームづくりとベンチ入り人数との兼ね合いもあり、なかなか一軍は実現できなかっが、原監督が就任すると鈴木尚広ちゃんを秋季キャンプからクローズアップさせ、一気に一軍での戦力として使い育てた。
そして尚広ちゃんは、層の厚い巨人でレギュラーで活躍した後、代走の神様となり伝説の選手となった。
尚広ちゃんは、「原監督の抜擢がなかったら今の自分はない。」と事ある事に話してくれる。
原監督はONの後、巨人の４番として華々しい活躍をし、監督としても華々しい実績を残した。
まさに表街道を歩くスターである。
しかし実は眼力の鋭い、徹底的に拘り続ける玄人受けの天才職人肌。
この陽と陰のコントラストはSTRスコアからも分析できる。
なかなか希なタイプの人間であるが、僕はそんなタイプの人間を探している。
原監督のような華々しく見えて、中身はシブい職人。
理屈より、感覚でこだわりを持てて、外見的に明るい人財。
こんな天才肌を仲間にしたい。
あなたのまわりにもいるかな？
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