上田利治監督が亡くなった。
80歳。
僕のこどものころ、強豪阪急ブレーブスの名監督だ。
僕は大阪の阪急沿線に住んでいたので、阪神ファンではあるが、阪急ブレーブスこども会にも入っていた。
家から駅まで10分、阪急電車で15分、球場まで歩いて5分のところに阪急西宮球場があった。
甲子園球場よりも早く行けるのもあって、土曜日は薄暮ゲームの観戦にたびたび行ったものだ。
上田監督と言えば、「ええで!ええで!」が有名である。
調子のいい選手を誉めてのせて使っていた。
上田監督のSTRスコアは義△3花。
やはり△3、誉めて伸ばすリーダーである。
気分良く選手を乗せて選手を伸ばしていたのだろう。
僕らもこどものころから、大人になっても、ギャグで「ええで!ええで!」を連発していた。
△タイプは感性タイプなので、自分も含めて気分を大切にする。
一方、上田監督に見られるように、反面、めちゃめちゃ緻密でもある。
上田監督は、広島と日本シリーズのときの対戦相手の古葉竹識監督の作戦を綿密に分析した。
当時はビデオではなく、フィルムだが撮影して、投手の癖なども徹底的に調べ上げたそうだ。
僕達は△を感覚タイプの天才タイプとして解説しているが、実は非常に地道なこともできたりするのである。
2017年現在、△タイプの監督は、12球団でヤクルト真中監督しかいない。
天才でありながら緻密な作戦が立てられる上田監督のような名将が、また現れることを期待している。
上田監督のご冥福をお祈りいたします。
ええで!ええで!上田利治監督、ええで!
あなたの周りの天才タイプはだれかな?
知りたい方はこちらから。
自分と世界を幸せにしよう。
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