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ー第905球目ー

 

今日は僕が名義上ではあるが監督をつとめるスローピッチソフトボールチームのゲーム日。

 

大阪と東京にチームがありそれぞれのリーグに所属しているのだが、大阪のリーグでの優勝決定に関わる大一番の日であった。

 

しかし運動会シーズンで小さい子を持つメンバー達は休み。

 

 

なのでSTR仲間に頼って助っ人を募った。

 

すると2人くらい来てくれたら助かるなと思っていたら、7人が来てくれた。

 

ローカルルールを適用して打順を12番まで設定し、みんなで楽しくプレーした。

 

 

 

◆スローピッチソフトボールとは◆

 

アメリカの草野球で大衆に親しまれているボールゲーム。

 

日本のスローピッチとは全く違う。

 

ローカルルールがたくさんあり、野球より融通が聞くところがよいところ。

 

ベースボールとは違う技術やコツがあり、プロや経験者も手こずれば、素人もバットにあったるという楽しめるスポーツ。

 

プロから素人まで楽しめて、日本に普及させたいと思いながらプレーしている。

 

 

今日助っ人参戦してくれた7名達はツワモノ揃いだった。

 

甲子園出場経験者数名。

 

社会人野球出身者数名。

 

高校野球指導者から現役大学生選手まで。

 

ガチでやっていた人達である。

 

 

アメリカンスタイルの草野球に対して、どんな感想を持つのか興味があった。

 

見た目は、名前のとおり遅いボールを打つ、ゆるく感じるボールゲーム。

 

しかしノーガードの打ち合いに使うボールは革ボール。

 

案外ゆるくないハードなスポーツと言える。

 

最初の打席でミスショットし、相手にチームに4点差をつけられると、この7人の助っ人達にスイッチが入った。

 

ベンチから声を出し雰囲気をつくり、ボールを選んで、長打のみならず単打でつなぐ。

 

たちまちビッグイニングとなり逆転劇となった。

 

 

実力からすれば当たり前なのだろうが、彼らは実力を鼻にかけず、自分達がやってきたベースボールとは違うスポーツなのだと真摯に分析して対策を打つところに感銘を受けた。

 

そして自分だけが打てばいいではなく、ベンチの雰囲気づくり、声のかけ方など組織的に脳を緑にした上で技術を使うとうところが素晴らしい。

 

 

やはりガチで野球をやってきた人達は違う。

 

プロにこそなっていないが一流の野球人達であった。

 

またこれからも機会があれば、一緒にプレーさせてもらいたいと思う7人のツワモノ達である。

 

 

ちょいちょい二流以下の輩も来てくれるので、比較してしまう。

 

二流以下はこんな感じだ。

 

高校で硬式野球やってたのかしらないけど、なんか斜に構えて、なめた態度でプレーしてる。

 

正直、そんなに結果も出せない。

 

スローピッチをなめているので修正もできないからだ。

 

そして何より致命的なのが、ベンチの雰囲気を悪くしてしまうこと。

 

 

若いときはともかく、大人になって「俺はその昔、高校で硬式やってたから。」

 

そんな態度では仕事もうまくいかないだろう。

 

 

本当の一流というのは、野球を真剣に取り組んでいたので、人をなめない。

 

勝つ喜びと負ける悔しさを知っているので、勝負事に真剣に取り組める。

 

そして個人の力量も組織力で発揮できなければ勝利できないことを知っている。

 

だから楽しめる。

 

脳を緑の自分と組織を創造できるのである。

 

※脳が緑…ワクワクや幸せ感などで脳のパフォーマンスが良い状態。

※脳が赤…イライラや怒りなどで脳のパフォーマンスが悪い状態。

 

あなたは一流と二流以下の差をどんなときに感じるだろうか?

 

 

阪神タイガースへの今日の直言。

 

「プロは一流以上でなくてはならない。フロントもベンチも選手もである。」

 

僕もなのだが、ちょっとできると調子に乗る。

 

少しうまいくらいで調子に乗る。

 

すると二流以下になり下がる。

 

 

どうすれば調子に乗らなくするのか?

 

それは負けや失敗の経験を数多くすることである。

 

 

わざとすることはないが、チャレンジが多いものはおのずと増える。

 

多くの人は負けや失敗の経験は数回で挫折の原因となりやめてしまう。

 

 

続けるには脳を緑にすること。

 

つまり楽しめること。

 

 

○タイプはプロセスを楽しむ。

 

□タイプは結果を楽しむ。

 

△タイプは未来を楽しむ。

 

 

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