ー第214球目ー カリスマはひどい!の巻

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尊敬の念を込めて書く。

 

野球界のカリスマ長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督はひどい男である。

 

 

長嶋監督は、阪神タイガースにトレードが決まっていた日本ハムファイターズの張本勲を巨人に誘った。

 

 

断れなかった張本勲は、親身になり引き取ってくれる予定だった当時の阪神の監督吉田義男に涙ながらに詫を入れた。

 

 

また長嶋監督は、トレードで阪神に行こうかなと思っていた清原和博を爽やかに誘った。

 

清原は一転、憧れであった巨人入りを決断。

 

 

当時、巨人の四番だった落合博満が自ら退団し、日本ハムファイターズに移籍することとなる。

 

 

原監督が退任した年、巨人は松井秀喜を軸に、次期監督の選定作業を進めていた。

 

松井秀喜が監督を受けないだろうと解ると、長嶋監督が球団に言った。

 

「次の監督は、由伸だね。」

 

 

高橋由伸に白羽の矢が立った。

 

由伸は現役続行のため、来シーズンに向けて準備をしていた。

 

青天の霹靂、寝耳に水である。

 

由伸は悩んだが、監督を受けることをを決意。

 

引退して、現在に至っている。

 

 

巨人だけではない、球界で長嶋監督の意向に逆らえるものは誰もいない。

 

そんなに力があるのか?

 

長嶋監督にはあるのだ。

 

 

どんな力が?

 

なんとも言えないが圧倒的な魅力である。

 

 

長嶋茂雄のSTRスコアは和□3海

 

おおらかで当たりがよく、機転が利き、みんなの人気者。

 

どんなに厳しくしても悲壮感がゼロでまわりを明るく元気にさせる素質を持つ。

 

 

この圧倒的な魅力で、日本のプロ野球を日本一人気があるスポーツにしてしまった大功労者。

 

長嶋監督が存在する限り、多くの人が犠牲となり、また球界は盛り上がるだろう。

 

犠牲になった人々は口を揃えて言う。

 

「長嶋さんが言ったのなら仕方がない…。」

 

犠牲者になった方々は、とても誇らしげであるような気もする。

 

 

こんな常識外れな人は、最近いるのだろうか?

 

常識ばかりに囚われて、平凡でサプライズのない世界はくだらない。

 

あなたも持っているであろう魅力を磨いて、少しばかりの喜ばれる常識はずれを心がけてみるのはどうだろうか?

 

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