夏の甲子園が終わった。
やっぱり野球はおもしろいと思った。
そして甲子園球場はイイ!
さて甲子園で一番勝っている監督をご存知であろうか?
智弁和歌山学園の高嶋仁監督だ。
甲子園通算64勝33敗。
春13回(優勝1回)出場、夏22回(優勝2回)併せて33回の出場(優勝3回)もしている。
この高嶋仁監督の後継者と目されているのが、中谷仁コーチである。
おなじ「仁」の二人であるのがおもしろい。
高嶋監督は「ひとし」と読み、中谷コーチは「じん」と読む。
僕が選手だったら、二人を「じんじん」と呼び、間違いなくケツバットとグランド無制限周回の罰をくらっていただろうと思う。
中谷コーチは、1997年の智弁和歌山全国制覇のキャプテン。
そして我が阪神タイガースドラフト1位指名された、すごい選手であった。
不幸にも某先輩投手の投げた携帯電話が左目にあたり、失明寸前となり出場機会を失った。
その後回復し、阪神〜楽天〜巨人の3球団を渡り歩いたが、残念ながら輝かしいプロでの実績は残せなかった。
しかし野村監督や原監督からは高い評価を受けていたキャッチャーだった。
十数年前から高嶋監督からも誘われていたらしく、ついに2017年に母校にコーチとして復帰した。
まだ高嶋監督の勇退は決まっていないが、数年後には中谷コーチが監督に就任するのではと言われている。
高嶋監督はこう語っている。
「中谷は、やはりプロでの経験があるのは大きい。自分からしたら選手ももう孫みたいなものなので、若いものが監督をやった方がいい」と。
高嶋監督のSTRスコアは和○2樹。
中谷コーチのSTRスコアは激□3海。
相性は中谷コーチが親、高嶋監督がこどもだ。
教え子が親、恩師がこども、というおもしろい関係であるが、案外いい関係である。
これまでのおおらかな昔カタギの高嶋監督から、激動の宿命を持つ、イケイケ勝負師の中谷監督にチームカラーが変るのは智弁和歌山高校にとってもおもしろいのではと思う。
運気的に見ると、早ければ2年後の2019年頃に交代となるだろう。
伝統と実績の智弁和歌山から、攻撃型イケイケの智弁和歌山になるのを楽しみにしている。
人の造った歴史は、後輩に引き継がれ、また紡がれていく。
こういう人の繋がりの歴史が好きな○タイプの僕である。
あなたに恩師と言える人はいるかな?
あなたとその恩師との関係性はどんなものだろうか?
知りたい方はこちらから。
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