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ー第４４２球目ー
新幹線で移動中のこと。
近くに親子が乗っていた。
良き親子なのだが、親が微妙。
ゲームの音を鳴らさせっぱなしで、放ったらかし。
一緒に旅行してて楽しそうなのだが、とても気になる。
日頃、街でも怒りに任せて、こどもに罵倒とも言える叱り方をする母親もよく見かける。
親がボンクラだと、こどももダメになるなと心配してしまう。
こどもは親を見て育つからだ。
でも、ふと思う。
僕が立派な親だったのかと振り返ると、やはりボンクラの類だったような気がする。
もしかすると僕らだけでなく、多くの親は未熟なのだろうか？
たぶん、ほとんどが未熟な親だろう。
では、未熟な親はどうやって成長すればいいのか？
それは環境や先達にアシストしてもらうのが一番である。
しかし核家族化が進み、孤立している親が多いのが現実。
そんな中、実は親はこどもに成長させてもらっていることが多い。
僕のこどもは、もう大人になったのだが、実は現在もこどもから教わること、気づかされることがたくさんある。
僕の長男はライバルの関係。
近い価値観を共有するが、磨きあえる関係。
共に切磋琢磨すれば良い。
次男は親分の関係。
つまり僕は次男の子分。
親分には尽くし、頼りにして、可愛がってもらえば良い。
こどもは僕らを成長させてくれる大きなリソースであるのだと断言できる。
こどもはありがたい！
今日の金本監督への直言
「監督、コーチも選手から教わる意識を持つことで共に成長しよう！」
今、阪神タイガースと首脳陣は成長の壁にぶち当たっている。
打開策として、選手から学ぶことは得策である。
チームで言えば、首脳陣は親、選手はこどもとも言えるからだ。
あなたの組織も伸び悩んだり、壁にぶつかったとき、この意識を思い出して欲しい。
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自分と世界を幸せにしよう。
