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ー第６３７球目ー
第９５回東京箱根間往復大学駅伝競走で、東海大学が悲願の初優勝を飾った。
青山学院大学の５連覇を阻むこととなったのだが、実は両校の監督には素質に共通点があった。
二人のSTRスコアは以下のとおり。
両角速（もろずみはやし）東海大監督
…和◯２花□３□３P16
原晋（はらすすむ） 青学監督
…堅◯２金△１◯２P13
二人とも素質が○２タイプ。
社長より上の会長気質なのだ。
この○２タイプは、リーダーの上の素質。
リーダーを育てるのが人より上手い。
指導法としての違いがクローズアップされる二人だが、実は本質は同じであった。
基本は選手を信じ、自分は何かあったときにこそ出ていく影の親分的存在である。
では、なぜ両角監督が厳しい指導者と言われるのかというと、それは顔（外見）や頭（理性）に□３を持つから。
どうしても勝負や競争、追い込みを手段として使いがちである。
しかし実際は選手と共に走り、寄り添い、チームをつくっていくことを好む指導者なのである。
一方、原監督は顔（外見）に△１、頭（理性）に○２を持つので、自主性を重んじ、チームワークを重んじる表現をする。
この見えてる部分から指導法で違うように映り、マスコミなどから違ったタイプの指導者像として比較されるわけである。
本当は二人の好むチームづくりは似ているのだ。
どうやら駅伝などのチーム競技は、○２タイプの指導者がかなり向いているのかもしれない。
阪神タイガースへの今日の直言。
「矢野燿大監督も○２タイプ。選手をリーダーとして育てる素質あり。楽しみである。」
○タイプはリーダーを育ててチーム力をあげることに長けている。
もちろん陰陽なので、陰転すればぬるま湯的になったり競争しない組織になるというリスクはともなうが、組織化には○２タイプの存在が必須である。
あなたの組織に○２タイプはいるであろうか？
組織づくりにはとても重要な役割を果たす存在である。
組織はリーダーの集合体で機能するからだ。
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