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ー第４７５球目ー
今夜は東京から名古屋へ立ち寄り、勉強会の講師。
僕はiPhoneをリモコンとしてスライドショーを操作し講義する。
講義中、iPhoneの画面に阪神対広島の途中経過が表示された。
初回に５点のビハインド。
先発の藤浪晋太郎が１アウトしか取れずにノックアウトされていた。
何が起こったのだろうか？
藤浪は復活をかけて、できる限りの努力をしてきた。
そして首脳陣もコーチもスタッフも最大限に期待しサポートしてるだろうになぜ？
二軍ではそれなりの投球をしていると聞く。
でも一軍にくると、実力云々の前に、ひどい結果となってしまう。
やはりイップスの類なのだろうか。
このイップスは、メンタルから来ると言われている。
メンタル。
つまり脳に過度のストレスがかかり、正常に神経系統が働かなくなるのだ。
STR的に言うと、脳が真っ赤なので、正常に脳と神経系統に支障をきたしている。
解決方法は脳を緑にすることが特効薬と言える。
脳が赤…過度のストレスで、脳のパファーマンスに支障が出る状態。
脳が緑…リラックスして、楽しく、脳のパフォーマンスがとても良い状態。
つまり幸せで楽しくてワクワクする脳の状態をつくることで、脳と神経系統を回復させるしかないのだ。
脳を緑にするには、それぞれのタイプによって異なる。
○タイプ（藤浪など）…みんなからの愛情、優しさ、一体感。
□タイプ（秋山拓巳など）…目標達成、切磋琢磨、叱咤激励。
△タイプ（ラフェエル・ドリスなど）…ワクワク、夢、褒められる。
タイプが違うと良かろうと思ってやったことが裏目にでることも多い。
今の阪神一軍は□タイプの空気感。
つまり○タイプの藤浪には、一軍の雰囲気だと脳はますます赤くなる。
二軍では脳が緑になり、復調の兆しが見えるのだが、一軍だとまたダメになる。
これを根性論で片付けてはいけない。
神経系統の病とも言えるからだ。
もしかすると阪神タイガースでは、藤浪晋太郎は復活できないかもしれない。
日本の宝、藤浪晋太郎が潰れるくらいなら、トレードでやりなおしてもらうのもアリかもと考える。
もちろん阪神ファンとしては、悲しい限りだが、潰れるよりよほどいい。
今日の金本監督への直言。
「脳が緑になる方法と感じ方はそれぞれ違う。」
あなたも応援しているつもりが、逆効果だったような経験はないだろうか？
また逆の目にあったことはないだろうか？
悲しいかな、一生懸命の関係が裏目にでると大きな事故となってしまう。
ぜひ、大切な人財や仲間と自分との違いを知っておいてほしい。
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