掛布雅之二軍監督。
僕は去年、関空で偶然会った。
掛布監督の印象は、とても物腰が柔らかく、懐の広い、でいて圧倒的存在感のある男性であった。
僕が人に存在感を感じることはあまりない。
ましてや気配で、その存在感とならば、ほぼいない。
僕のSTRスコアは○1鉄 P51
掛布監督のスコアは△3鉄 P52
僕と掛布監督は、持ってる適応値という数字が、世間一般の平均的数字からするとズバ抜けて高い。
かなりパワフルな生命エネルギーを持っている。
ワンピースでいうところの覇王色の覇気の持ち主である。
適応値が高いとどんなことが良いかと言うと、人が重圧がかかるような場面で、のびのびできたり、平気だったり、むしろ水を得た魚のように楽しめる。
悪いことはというと、人の気持ちに負荷をかけてしまう。
ダメージを与えてしまうのだ。
つまり、しんどいやつである。
掛布監督は、プロ野球選手にしては小柄ながら阪神の4番を背負って、ホームラン王となり、若き日からミスタータイガースとして、人気球団を背負ってきたスーパースター。
これは大変なことであったであろうが、想像するに他のスーパースターより楽しめたのではないかと思う。
しかし、この適応値の高い人達は目立つ。
みんなの記憶に残る。
むしろ忘れられない。
一旦、悪いイメージがつくと抜けなかったりもする。
掛布監督は、一度、交通事故を起こしたことがある。
スポーツ新聞に叩かれ、当時のオーナーからは叱咤激励の意味もあったのかもしれないが、ボロクソ言われているように報道された。
適応値が高い人は、一度悪い印象が付くと、抜けない。
掛布監督が阪神のユニフォームを着て復帰するのに、時間がかかったのも、この辺に理由のひとつがあったのではないかと思う。
適応値の高い人は良くも悪くも目立つ。
掛布監督は、今、その高い適応値パワーを、阪神の若手の育成に注いでいる。
適応値のデリケートな選手もいるので、やりすぎると潰れる恐れもあるが、それは長い経験から加減をされているであろうと思う。
阪神が優勝して、生え抜きを育てるという金本監督の戦略は、掛布監督の手腕なくして実現できない。
今年もまた若手が育っていながら、優勝を狙える位置にいる阪神タイガース。
掛布監督の育成能力とカリスマ性に期待している。
そしていつしか△3らしい表舞台、阪神一軍監督の掛布雅之を夢見る僕である。
あなたは、パワフルタイプかなデリケートタイプかな?
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